こんにちは、noダーマです。
5月19日にMicrosoftから『Internet Explorer』(IE)のサポートを2022年6月15日に終了するとの発表がありました。
※窓の社:「Microsoft、「Internet Explorer 11」のサポート終了を発表 ~2022年6月15日まで」から一部引用
近年ではすっかりその姿を見る機会が少なくなったIEですが、筆者が学生時代の頃はごく一般的に使われていただけに少し寂しい気持ちになりました。
今回はIEサポート終了によってどうなるのか、また代わりのブラウザはどれがオススメかを解説していきます。
目次
Internet Explorerについて

『Internet Explorer』とはWindowsに標準インストールされたウェブブラウザで、一時はシェア率が95%以上も誇るほど多くの方に使用されたブラウザでした。
しかし「Firefox」や「Chrome」などの新しいウェブブラウザの登場によりシェアが大きく変動し、2020年にはChromeが60%以上で1位、IEはシェア4位にまで転落しました。
Windows10から標準ブラウザが『Microsoft Edge』に代わり、MicrosoftもIEを利用しないように呼び掛けるなど、IEのサポート終了は時間の問題だったのかもしれません。
サポートが終了するとどうなる?
サポート終了が発表されると、それ以降ソフトウェアのアップデートが行われなくなります。
今後IEでバグや脆弱性などが発見されたとしても、それらが修正されることはありません。

ちなみにIEの開発はもう既に終了しています
またサポート終了後にIEを使い続けて何らかの不具合に見舞われたとしても、Microsoftは一切対応を行いません。
つまりこのままIEを使い続けることは非常に危険ということです。
サポートが終了したソフトウェアを使うことは、いうなれば消費期限切れの食材を食べようとしているのと一緒です。
前述の通り、MicrosoftもIEを使わないよう呼び掛けていますので、素直に別のブラウザに切り替えましょう。
オススメのブラウザ

ここからは筆者がオススメするブラウザを2つご紹介します。
「IEから切り替える」という観点を判断基準にしていますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
Microsoft Edge
まず1つ目は、Internet Explorerの後継ブラウザである『Microsoft Edge』です。
Windows10の標準ブラウザですから新たにインストールする必要もなく、また「IEモード」という機能を使えばIEでしか閲覧できないウェブサイトも開くことができます。
おそらくIEに慣れている人がもっともすんなり移行できるブラウザでしょう。
ただしIEには存在した一部の機能(※)がEdgeには搭載されていないので、その点だけ注意が必要です。
※ウェブページをファイルとして保存する機能、など
Chrome
2つ目は2021年5月現在でブラウザのシェア率1位、Googleが開発したウェブブラウザ『Chrome』です。
「gmail」や「ドライブ」「カレンダー」など、googleが提供しているサービスを利用している方は特にオススメです。
またユーザーが意識せずとも自動的に最新のバージョンに更新してくれる機能の他、Google側がまとめたブラックリストに該当する有害サイトにアクセスしたときに警告する機能も搭載されており、安全性が高いこともポイントです。
ただしChromeはタブを同時にたくさん開いたり、拡張機能を多くインストールすると恐ろしいほどメモリを食うためこの点は注意が必要ですね。
あとがき
みんなが当たり前に使っていたものが短期間で「もう古い」と言われることが珍しくないほど、流行り廃りの速度がすごい上がっているのを最近すごく感じます。
特にゲーム界隈はそれが顕著で、酷いときは一切話題にも挙がらずサービス終了していくこともよくある話です。
一時スクスタがサービス終了などと騒がれていましたが、ラブライブシリーズ全体が末永く継続していくためにも、ぜひスクスタには長生きしてほしいと切に祈っています。
それではまた次回お会いしましょう。