こんにちは、noダーマです。
またまたゲームに関する話題ですが、今回はちょっとした朗報をお届けします。
Googleが2022年以降に向けて、Android向けのゲームアプリがWindowsPCでプレイ可能になるエミュレーターを開発中とのことです。
◆引用
THE VERGE『Google is bringing Android games to Windows in 2022』
9TO5Google『Android gaming is officially coming to Windows with ‘Google Play Games’ PC app in 2022』
ちなみにWindows11の機能の1つにAndroidアプリが利用可能になるサービスが存在しますが、現状それらのアプリはMicrosoft Storeから入手する必要がありGoogle Playには非対応です。
GoogleがあえてWindows環境下で動作するエミュレーターを開発しているということは、Microsoftに対抗する意図があるのはまず間違いないでしょう。
なおGoogleが開発しているエミュレーターはWindows10以降をサポートしているようで、この点もMicrosoftと差別化を図っていますね。
さてここからは今回の本題である、このエミュレーターでできることを考察してみましょう。
目次
エミュレーターでできること考察

Google Playにあるゲームがプレイ可能
Googleが開発しているのですから間違いなくGoogle Playには対応しているでしょう。
それはすなわちGoogle Playに存在するゲームがWindowsPCでプレイできるようになるということです。
ここはMicrosoftと大きく差を分けるポイントになりそうですね。
AndroidスマホとPCで相互にゲーム引継ぎが可能
Google Playとアカウント連携をしておけば、ユーザーデータをAndroidスマートフォンからWindowsPCへ、またはその逆の引継ぎプレイも可能になると思われます。
例えばAndroidからiOSに乗り換える場合、アプリゲームの引継ぎはちょっと面倒だったりしますが、その点このエミュレーターはAndroidであるため引継ぎも容易でしょう。
特典シリアルコードが使える
楽曲のCDやアニメ・ライブのBlu-ray購入特典として、アプリで使用できるシリアルコードが付いてくるといったことが度々あります。
しかしApp Store版のアプリはシリアルコードに非対応であり、iOSユーザーの方で泣く泣く誰かにシリアルコードを譲った経験がある方は多いのではないでしょうか。
ですがこのエミュレーターを使用すればGoogle Play版のアプリで遊ぶことが可能であるため、スマホがiOSでも特典シリアルコードの恩恵を受けることができるようになるのです。

個人的にはこのメリットがかなり大きいと思っています
動作させるAndroid OSのバージョンを任意で選択できる
基本的にAndroidスマートフォンの場合は、一度OSのアップデートを行うと過去のバージョンに戻すことは容易ではありません。
しかしエミュレーターの場合は、動作させるOSのバージョンがある程度柔軟に選択可能になるだろうと予想しています。
ゲーム開発する側にとっては、各バージョンごとのAndroid端末を準備するのは非常に手間で、エミュレーター1つで複数のバージョンで動作確認ができるのは非常に大きなメリットがあります。
ゲームに限らずプログラム全般でありがちなのが「特定のバージョンでのみ発生する不具合」で、こういったケースの調査をする上で非常に便利なツールとなるのではと思います。
あとがき
パソコンでスクフェスやスクスタをプレイできる日が来るのもそう遠くないと思うと、今からこのエミュレーターにはとっても期待を寄せています。
また新情報が明らかになり次第、このブログで取り上げようと思っていますのでお楽しみに。
それではまた次回お会いしましょう。