こんにちは、noダーマです。
現代において生活必需品といっても過言ではない携帯電話。
皆さんが最初に「自分用」の携帯電話を手にしたのはいつ頃でしょうか。
ちなみに私が最初に携帯電話を持ったのはおよそ15年前、当時まだスマホはなく「ガラケー」が全盛期の頃でした。
しかしスマートフォンの台頭とともにガラケーはほとんど姿を消し、ついにとうとう3G回線が使えなくなる時が来てしまいました。
3大キャリアの1つであるKDDIは、auの3G回線サービスを2022年3月末、つまり今月末で終了するとしております。
その他、ソフトバンクも2024年頃、一番遅いドコモでも2026年には3G回線を終了するとのことです。
Yahooニュース『auは3月末まで…3G終了で“ガラケー”ピンチ 携帯各社がスマホ移行促す』より一部引用
終了に伴いガラケーユーザーの方は否が応でもスマートフォンへの切り替えが必要となりました。
相手も商売ですから、各販売店の方は最新モデルや人気の機種を勧めてくることでしょう。
しかしこれまであえてガラケーを使い続けてきた方にとって、果たしてそれらのスマートフォンは本当に適切な切り替え先と言えるでしょうか?
今回はガラケーユーザーにとって本当に適切な切り替え先とは何か、についての考察となります。
目次
ガラケーを使い続ける理由

あえてガラケーを使い続ける理由、その1つとして「連絡手段としてのみ使用するから」というものが挙げられることが多いようです。
インターネットにゲーム・動画視聴など様々なことができるようになったことでつい忘れがちですが、本来の目的は「通話」なんですよね。
また私の知人に、スマートフォンとガラケー両方を所持している方がいます。
その方曰く「メールや電話をするのはガラケーの方がやりやすいから」とのことでした。
確かに私もタッチパネルの操作やフリック入力に慣れていない頃は、入力ミスが多く非常にイライラしました。
それならキー操作の方が単純でやりやすいというのも、わかる気がします。
適切な乗り換え先とは?

さて先述のような「連絡手段のみを必要としている人」にとって、5G通信や高性能カメラ・大容量などといった近年のスマートフォン端末で見られる特徴はほぼ無用の長物です。
ましてやスマートフォンの値段もけして安くはありませんので、割に合わない買い物でしょう。
従って、販売員が勧めるスマートフォンにする必要はまったくありません。
ではそういう方にとって適切な乗り換え先とは何か、ずばり格安SIM+中古の型落ちスマートフォン端末です。
ガラケーを使ってきた方は通信速度やデータ容量など気にしないでしょうから、金額で選んでしまってOKだと思います。
販売員に勧められるがまま乗り換えるよりも、はるかに安い値段でスマートフォンに替えることが可能です。

私自身は格安SIMを使用したことがないため、具体的な会社の紹介はしないでおきます
逆に難点としては、ガラケーよりも電池の減りが早い点と、セキュリティ的に安全とはいえない点です。
さらには中古の端末であるがゆえに、バッテリーが劣化していて、より減りが早くなっている可能性もあります。
ガラケーの頃は1度充電すればそのまま数日は使えていたでしょうから、ここは利便性の低下といえる部分ですね。
また端末が古いことでOSのバージョンアップができない場合があり、セキュリティ面の脅威は残るものの、連絡手段専用と割り切るならば気にしなくてもいいかもしれません。
あとがき
ガラケーの終焉とともに、本格的にガラケーが通じない世代が今後出てくるかもしれません。
ビデオ・VHSがいい前例ですね。
3Gの全盛期が約20年前、果たして今から20年後には携帯電話はどこまで進化しているのでしょうか。
それではまた次回お会いしましょう。