個人情報流出のお詫びの相場とその理由について調べてみた

こんにちは、noダーマです。

先月かなり被害規模の大きい個人情報流出事件が相次いで発生したことはまだ記憶に新しいかと思います。
そして流出事件のお詫びと聞くと、なんとなく500円の金券やギフトカードを思い浮かべる方もいるのでは多いのではないでしょうか。

大規模な流出事故が発生してお詫びを配っている事例を見ると、500円~1000円程度であるケースが多いようです。

「500円」という金額が納得できるかはさておき、なぜこの値段なのでしょうか。
興味本位で調べてみたところ、ある大手企業の流出事件の対応が基準となっているようでした。

今回はお詫び金の相場と、その金額である理由について解説していきます。

目次

お詫び金を配布した流出事件例

Yahoo!BB顧客情報漏洩事件

2004年に約450万人分ものYahoo!BB登録者の個人情報が漏洩する事件が発生しました。
不正アクセスで入出した個人情報を引き換えに現金を要求されており、犯行には元関連社員も関わっていたようです。

このときソフトバンクが被害者に対して行った対応が500円の金券を送るというものでした。
※参考:Wikipedia『Yahoo!BB顧客情報漏洩事件

ベネッセ顧客情報流出

2014年にベネッセコーポレーションで発生した個人情報の流出事故。
なんとその被害件数は約2895万件にも上り、流出事故の規模としても類を見ない規模です。

流出した原因は、関連企業のエンジニアによる顧客情報の外部への持ち出しでした。
ベネッセは被害者へ500円分の図書カードを配布しました。
※参考:ベネッセ『事故の概要

相場とその理由

実のところ、お詫びの金額に明確な根拠はありません。
ではなぜ他の企業もその金額でお詫びをしているのか、それは上記で挙げたような前例があるからというのが理由と思われます。

ちなみに訴訟を起こした場合の賠償額は5,000円~15,000円程度が相場だそうです。
先に挙げたYahoo!BBの場合では1人あたり6,000円が認定されました。

クレジットカード番号や、身体的なことなどよりプライベートな内容も漏洩の対象になっていた場合はもう少し高額になる可能性もあります。
過去の判例で認められた最高額は35,000円でした。

あとがき

この金額を見て、妥当と思うか安いと思うかは人それぞれです。
筆者の率直な感想としては、安すぎだろというのが正直なところですが、その反面致し方ないなとも思います。

仮に100万人が対象者だったとして、お詫びだけで5億円も支払うことになるため、企業にとっては相当なダメージなんですよね。
お詫びを配る金銭的余裕がないため、謝罪のご連絡で済ませざるを得ない企業も多数あったのではないでしょうか。

余談ですが、個人情報について解説している記事もございますのでよければこちらもご覧いただけると幸いです。

それではまた次回お会いしましょう。

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