こんにちは、noダーマです。
個人情報が流出する事件がここ最近頻発しています。
流出した情報にはクレジットカード情報は含まれていないというケースが多いですが、流出した側からすると本当なのか心配になりますよね。
結論から言うと、流出していないのは本当でしょう。
今回はなぜ流出していないといえるのか、その理由について解説していきます。
目次
なぜカード情報は流出していない?

まずカード情報を保有するためには「PCI DSS」と呼ばれるクレジットカード業界が定めたセキュリティ基準を満たす必要があります。
また2018年6月に割賦販売法と呼ばれる法律が改正され、クレジットカード決済を導入している加盟店はカード情報を保持しないことが義務化されました。
この法律改正も情報漏洩や不正入手などの被害が相次いだために行われたものです。
つまり加盟店側ではカード情報を持っていないため、漏洩する心配がないのです。
そのため漏洩してしまった企業側がクレジットカード情報は漏洩していないと発表していたら、それは信じていいと思います。

もし漏洩してしまうとしたら、加盟店側が勝手にカード情報を保持していたことになるので、それはまた別の大事になってしまいますね。。。
※参考:Wikipedia『割賦販売法』、日本カード情報セキュリティ協議会『PCI DSSとは』
もし心配なら
クレジットカードの明細を見て、不正な利用がないかを確認しましょう。
もし心当たりのない使用記録がある場合は速やかにカード会社に連絡してください。
その後警察へ被害届を出しておくこともおすすめします。
余談ですが、どれくらい使っているかを把握するためにも明細は定期的に確認しておいた方がいいかもしれませんね。
あとがき
最近発生している流出事件は不正アクセスやランサムウェアによるものなど、サイバー犯罪によるケースがほとんどですが、流出するのは何もそれだけではありません。
過去の記事で解説しておりますので、よければこちらもご覧いただけると幸いです。
それではまた次回お会いしましょう。