こんにちは、noダーマです。
前回のあとがきで予告していた通り、今回は「スクスタの炎上」について触れていきます。
▼前回の記事
なぜここまでスクスタ界隈が騒がれているのか、その原因に関する考察と自分なりの感想を述べさせていただきたいと思います。
なお、この記事はスクスタストーリーのネタバレを含む内容となっておりますので、あらかじめご注意ください。
目次
前提
炎上:インターネット上において、不祥事の発覚や失言・詭弁などと判断されたことをきっかけに、非難・批判が殺到して、収集が付かなくなっている事態や状況を指す。
※Wikipediaより引用
まず大前提として、筆者自身のスクスタに対する感想は下記の通りです。
思うところは多々あれどスクスタというゲームは大好き
寄せられる否定的な意見に同意できる箇所があるのは事実です。
正直な話、ここ数カ月ほどの運営はずっと悪手を打っていると言わざるを得ませんし、厳しい意見を出されても致し方なしな思いはあります。
ですが『ラブライブ』という作品にとても思い入れがありますし、悪い点以上に魅力的な点は十二分にあると僕は思っております。
これからの内容は、この前提を踏まえた上で読み進めていただければ幸いです。
最近のスクスタ状況
数カ月前より、スクスタは月1・2回くらいのペースで「炎上」と騒がれるようになってしまいました。
今日まで続く炎上騒動、それを語るうえで外せないのはやはり『ストーリー2nd Season(第20章)』でしょう。

新章突入ということで多くの期待が寄せられる中、公開された第20章の展開は多くのプレイヤーに衝撃を与えるものでした。
第20章の内容を端的に説明すると、
・新キャラクターのショウ・ランジュがスクールアイドル部を設立
・同好会メンバーのうち、朝香果林、宮下愛、三船栞子が部に移籍
・部に移籍したメンバーはランジュのバックダンサーとしてステージに立つ
・同好会メンバーは部が差し向けた監視委員会に活動を妨害され、ライブどころか練習も満足に行えない
・主人公(プレイヤー)は留学中で、帰国後に上記の状況を知る
・µ’sの協力を得て同好会メンバーは練習を再開、ゲリラライブを決行
・章の最後に桜坂しずくも部への移籍を表明
といった内容のものでした。
ユーザーの感想は賛否両論、否定的な意見は特に以下の点に対する批判の声が多かった印象です。
・新キャラクターに対して
・同好会メンバーの移籍
・監視委員会による妨害

筆者も監視委員会は許容できませんでした
それ以降、新たな章が公開されるたび、同時に炎上という言葉も付きまとうようになった気がします。
僕個人としては、第21章~23章も腑に落ちない点はいくつかあったものの、話としてはそこまで悪くないという印象でした。
しかし第24章にて再び批判の勢いに火が点きました。
こちらもあらすじを簡単にご説明すると、
第23章・24章は前後編で、宮下愛からの提案で部と同好会合同でトーナメント形式のライブイベントを行うことになり、23章は導入とトーナメントの組み合わせ決定まで、24章は対決の様子が描かれたお話です。
トーナメントの組み合わせは、
第1試合:天王寺璃奈 vs 宮下愛
第2試合:桜坂しずく vs ショウ・ランジュ
第3試合:中須かすみ vs 朝香果林
第4試合:優木せつ菜 vs 三船栞子
で、23章公開後プレイヤーの中では誰が優勝するかの考察が繰り広げられ、中でもせつ菜の優勝という予想が多く見られた印象です。
その予想にも根拠があって、ライブイベントの提案者である宮下愛がせつ菜を強くライバル視している旨の発言があり、24章でせつ菜はキーとなることが示唆されていたからです。

しかし24章で明かされたトーナメントの結果は、多くのプレイヤーの予想だにしていないものでした。
優勝者はショウ・ランジュ、なんと同好会の敗北で幕を下ろしたのです。
新キャラであるショウ・ランジュは描写のせいもあってか、登場時から賛否両論あるキャラでした。
・同好会メンバーの活動を妨害する
・たびたび主人公(プレイヤー)や他のキャラを貶すような発言をする
・自分の行動が正しいと信じて疑わない、よく言うと純粋、悪く言うと自分勝手
特徴だけを挙げれば、他の作品でもよくありそうな『ちょっと嫌な奴』くらいのものでしょう。
筆者もランジュのキャラ自体はそこまで嫌いではありません。
大半のプレイヤーによって「ランジュの優勝」という結果は臨んだものではなかったでしょう。
前回の記事にもある『プレイヤーの期待を大きく下回ってしまるもの』を作り出した結果、再び炎上の火は大きくなってしまったのでした。
また前回の記事を公開したのと同じ日に、スクスタからも新たなお知らせがあり、その内容がまたもや賛否両論あるようなものでした。

端的に説明すると、キャラクターを強化するアクセサリーに新しいものが実装されるというもので、内容自体は非常に期待できるものです。
しかしその発表タイミングが悪く、この記事を書いている3月13日現在、楽曲クリア時のスコアを競うイベントが開催中で、プレイヤーたちは互いにしのぎを削っています。
より高いスコアを狙うにあたってアクセサリーはかなり重要な要素であり、新アクセサリーの性能によってはこれまでの前提が大きく覆る可能性があったのです。
この件はいわゆる「ガチなプレイヤー」から多く批判的な意見が寄せられていたと思います。
第24章の公開が2月末ですから、約2週間の間に大きな批判を浴びる騒動が2度も起きたということです。
その翌日に新アクセサリーの実装はイベント終了後に行う旨の追記がなされましたが、本当に書き漏れなのか、批判を浴びての対応なのかは定かではありません。
【追記】
追加されたのは既存のDLP(ドリームライブパレード)で入手できるアクセサリーの属性違いでした。
ここまでが最近のスクスタの状況になります。
本当にスクスタは炎上しているのか?

まず最初に筆者の見解から述べさせてください。
否定的な意見にはおおむね同意できるが炎上するほどのものではない、というのが僕の意見です。
運営が悪手を繰り返していること対しては筆者も若干の怒りを覚えますが、果たして「炎上」というほどのものでしょうか?
今の状況に陥った要因は、第20章のときに起きた騒動が注目を浴び過ぎたからだと思っています。
それによってスクスタをあまり知らない層も「スクスタがなんか炎上している」というイメージが広まってしまいました。
よく知らない層が「炎上している」と煽り立てることで、本来は大したことない話が炎上しているように見えるケースはスクスタに限った話ではないと思っています。
明確に集計を行ってはおりませんが、いずれの「炎上」騒動のときも、批判的な意見が圧倒的多数という訳ではなく、賞賛の声もある程度は存在していたという印象です。
賛否両論あるものはどうしても否定的な意見がクローズアップされがちです。
その部分だけを見て「炎上している」と判断せず、冷静にフラットな目線で見てみてください。
案外批判的な意見も全体のごく一部だったりしますから。
それとSNSではおのずと自分と同じか似た考え方を持った人が集まるため、批判的な意見を持った方の目には同じような意見の投稿が入ってきやすいでしょう。
その結果どんどん批判的な感情が高まり、悪い点ばかりに目が行くようになっているのではないかと考えています。
批判的な意見は僕もおおむね同意見です。
監視委員会がなければもっと違ったのにとつくづく思うし、ランジュ優勝の展開も納得はできておりません。
ユーザーからの声を受けてか、過去に批判を浴びた点をどうにか収めようとしている雰囲気が見受けられていますが、その影響で整合性が取れていない箇所が出てきており、そこが新たな批判の的になっている気もします。
ですが冒頭でも申し上げた通り、これらの要素を踏まえてもなおスクスタというゲームが大好きです。
たとえこの先運営が悪手を打ち続けようとも、スクスタがサービス終了するまでは僕はこのゲームをやり続けるつもりです。
あとがき
スクスタの炎上に関する考察、いかがだったでしょうか。
筆者も書いているうちに色んな感情があふれてきて、多少荒げた表現もあったかと思います。
今の状況を嘆くいちファンの声として精一杯記事を書かせていただきました。
次にラブライブメインの内容を書くときは、ラブライブの良さを伝えられるようなものにします。
筆者が思うスクスタの魅力を紹介した記事をアップしました。
よければこちらもご覧いただけると嬉しいです。
それではまた次回お会いしましょう。