カーナビにも個人情報が満載!悪用されないための注意点と対策を解説

こんにちは、noダーマです。

皆さんは普段どれくらいの頻度で自動車を使用しているでしょうか。
趣味で、仕事で、日常生活でなど、様々な場面で車を使う機会は多いかと思います。

近年では車にカーナビを搭載することはほぼ当たり前となりました。
あると非常に便利なカーナビですが、実はこの中身には個人情報が多く記録されているのです。

中古車のカーナビに前所有者の記録が残ったままになっていた結果、自宅や活動範囲が特定されてしまったというケースは珍しくありません。
そこからストーカーなどの迷惑行為に発展する危険性も孕んでいます。

今回は車を手放す際に注意すべきポイントを解説します。

目次

カーナビの記録からわかる個人情報

カーナビには走行軌跡、目的地の検索履歴が記録されています。

特にマイカーの場合、走行軌跡でよく出発点、あるいは終着点となっている地点は、自宅またはその近辺の駐車場であることがほとんどでしょう。
それ以外にも頻繁に訪れる場所から生活圏内もおおよそ把握が可能になります。

また検索目的地の傾向から、持ち主の趣味を知ることも可能です。

例えば、キャンプ地を多く検索していればアウトドアが好き、イベント会場を多く検索しているならライブによく参加するなど、これだけでもある程度の傾向が掴めるでしょう。
検索日時と目的地から、その日その場所で何が開催されていたかを調べれば、もっと具体的に特定することだってできます。

さらに近年はカーナビとスマートフォンを連動させ、運転しながらに電話応対ができるようにもなっています。
その場合、発信履歴や着信記録もカーナビに残るため、自身や相手の電話番号も分かります。

もし悪意を持った人間にこれらの情報が渡ってしまった場合、非常に危険であることは言うまでもないでしょう。
次項で注意点と対策を解説します。

車を手放す際の注意点

古くなったので買い替える、維持費の捻出が難しい、運転をしなくなったなど様々な理由で車を手放すことがあるでしょう。
その際の注意点はもう分かっていると思いますが、カーナビ内の履歴を削除することです。

削除方法は機種やメーカーによって異なりますので、具体的な方法まではご紹介しませんが、先に挙げた走行軌跡や検索履歴、着信履歴、発信履歴は削除が可能です。

もし車を下取りに出すのであれば、忘れずにそれらの履歴を削除することをオススメします。
次の買い手がどんな人物かも分からないのに、自分の個人情報を残したままにするのは非常に危険です。

またカーナビとは少し逸れますが、ドライブレコーダーを付けている方は忘れず取り外すかSDカードを抜きましょう

持ち主の顔が映っているかもしれないですし、ほんのわずかな風景からでも場所を特定できたりするのです。
個人の特定が可能なくらい鮮明に顔が映っている場合は、それ自体が立派な個人情報に該当します。

あとがき

たまたま車に関する興味深い記事を見かけて、今回の内容を書こうと思いました。
主にマイカーを想定して記載しましたが、レンタカーを返すときにもちょっと意識しておくといいかもしれませんね。

近年はインターネット上でのセキュリティ意識向上を呼び掛ける声はよく目にしますが、その一方で実社会でのセキュリティ意識にも目を向けるきっかけとなれば幸いです。

それではまた次回お会いしましょう。

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