こんにちは、noダーマです。
IllustratorやAcrobatなどの製品を提供しているAdobeからセキュリティ情報が発表され、任意コードが実行可能な脆弱性およびそれを対処したアップデートが公開されました。
このブログでもたびたび登場する「任意コードが実行可能な脆弱性」ですが、勝手にユーザーを作成されたり、ファイルを更新・削除されたりなど、端的にいうと攻撃者によってコンピュータを好き放題にされるといったものです。
以下に脆弱性が発見されたAdobe製品をご紹介しますので、もし使っている製品がありましたらお早めにアップデートすることをおすすめします。
目次
脆弱性が見つかったAdobe製品

今回脆弱性が発見され、アップデートが公開されたのは以下の製品です。
・Adobe Dimension
・Adobe Illustrator
・Adobe Framemaker
・Adobe Acrobat and Reader
・Adobe Bridge
また今回はWindows/Mac両方に該当する脆弱性のため、OSに関係なく上記の製品を使用している場合は更新を行うことを推奨します。
アップデート方法
基本的には新しいバージョンがリリースされたら自動更新されます。
以下では手動更新の方法をご紹介します。
Acrobat Reader
①Acrobat Readerを起動する
②「ヘルプ/アップデートの有無をチェック」を選択する
③「利用可能なアップデートがあります」と表示されたら「ダウンロード」ボタンを押下する
Creative Cloud
①Creative Cloud デスクトップアプリケーションを開く
②「Apps」>「Updates」を選択する
③「すべてアップデート」を選択する、あるいは「・・・」マークを押下し「アップデートを確認する」から個々の製品のアップデートを行う
あとがき
今回ご紹介した製品のうち、「Illustrator」は趣味や仕事でイラストを描かれている方は利用者も多いかと思います。
SNSなどでも素晴らしい絵を描いていらっしゃる方が本当に多くて、毎日がとても眼福です。
実は筆者もかつて絵を描いていたことがあるのですが、色塗りのセンスが壊滅的で自分に絵は向いていないと悟りました。
理論では説明しきれない「センス」ってどうやって磨いたらいいんでしょうね。
それではまた次回お会いしましょう。